運動している男性

水虫の正式な病名は足白癬といいます。
水虫の原因となっているのは白癬菌というカビの仲間です。
足カビである白癬菌の毒性はそれほど強くなく皮膚の最も外側にある角質に寄生しています。
皮膚の組織は、真皮の基底層で生まれ、細胞が表面近くに移動して、角質となってはがれ落ちます。
角質は死んだ脂肪の一部であり、水虫はそこに根を張り、増えてゆくのです。
以前は、水虫は完治させることができませんでしたが、1990年代にラミシールが発売されて、皮膚に浸透させることができ、確実に白癬菌を殺すことができるようになりました。
一般的な水虫ならば、ラミシールのような殺菌作用のある抗真菌薬を含んだ薬を数カ月使用する事により、殆どの人が完全に治ります。
爪水虫であっても飲み薬を使用する事により、医師の診察を受け、飲み薬を飲むことによる、完治します。

水虫を治療するには、まず正しい判断が必要です。
専門医のもとで顕微鏡検査をしてもらい、水虫菌を見つけることが必要です。
なかには水虫と思って専門医で診断をしてもらうと、湿疹の場合もあります。
湿疹は、水虫とは治療法が違います。
また、足カビの感染を放置しておくと、足カビは角質とともにはがれ落ち、家中に拡散されることになり、家庭内感染が始まるのです。
白癬菌は、人体から離れると比較的早く死滅しますが、角質などの垢に潜んでいて、温度や湿度の条件がそろうと1年以上生き延び、家族に感染してしまうのです。
さらに、最近の生活では、靴をはいた状態で生活している時間が長く、足を乾燥させることが少ないので、白癬菌が増殖しやすくなります。
ですから同じ靴を履かず、歯いてない靴は、できるだけ乾燥させましょう。
このように生活習慣をみなおし、白癬菌に感染させないようにし、もし感染してもラミシールを上手に使う事により、白癬菌を殺菌できれば、水虫は怖い病気ではありません。